あらたのヒト

商品開発部

2006年入社

My work

商品開発の担当者として、卸商社ならではのネットワークで集まった情報を基に、メーカー様と協力しながらあらたの商品を企画。ヒット商品の仕掛け人として常にアンテナを張っていながらも、軽やかに仕事と向き合う姿が印象的。目の前の仕事を確実にこなす生真面目さの奥に、静かな情熱が燃えていました。

※所属は取材当時

責任感を持って柔軟に対応し、日々を積み重ねる

流行や世間のニーズを取り入れながら企画した商品が、実際に形になって店頭に並んでいるのを見たときはとても嬉しいです。働き続ける中で変化していったのは、自分の仕事観。自身に合っている仕事を選ぶというよりは、与えられた仕事に自分を合わせ成長していく、という感覚で捉えています。

自分にしかできないことは自分でやることは大前提ですが、仕事によっては人に任せることもときには大切だと感じています。私自身が周囲から頼りにされる場面が増えたことで、自然と責任感が強くなっていったという意識があるからです。

人も自分も大切にしながら、
点ではなく線でつなげる仕事

一人で完結する仕事はないので、後の工程を見据えるよう常に心がけています。私が企画した商品を実際にお得意先様に売り込むのは営業担当、店舗に届けるのは物流担当の方。商品を作ることがゴールではなく、後に続く人が何をするのかを考えています。始めのうちは大変なこともありましたが、一つひとつの問題に向き合っているうちに相手の立場に立って考えるスキルが身に付いたと実感しています。

個人的には、ロング休暇を趣味の時間にも充てられて、生活が充実しています。年齢を重ねて、このまま仕事を続けていっても、仕事とプライベートのバランスが取れる今の状態を維持していきたいですね。

“汲み取る力”で円滑に

商品開発部の前は、MD(マーチャンダイザー)のアシスタントを担当していました。そこではMDの意図をいち早く理解して動くことが求められるので、息を合わせて仕事をこなしながら、まわりを見る力が鍛えられました。ひとつの指示を受けたら、それ以上の仕事で返せるようになったことに加えて、仕事の正確性のスキルも培われたと思います。

あらたに向いている人は?

世の中も人の価値観も大きく変わっていくので、定義づけるのは難しいですがあえて挙げるとしたら「誠実な人」。例えば、自分の間違いにより周囲に迷惑をかけてしまったとしても、すぐに報告・相談することで周りの先輩や上司はアドバイスやフォローに動いてくれます。ミスをしたりわからないことがあっても、一つひとつに対し誠実な対応をすることで周囲からの信頼を得て、周りを巻き込みながら課題を解決していく力が身についていくのです。

皆さんへのメッセージ

就活は、今まで見たことないものをたくさん見る機会だと思います。何度もやることではないので、少しでも興味があったり、面白そうだなと思った分野はこれを機にのぞいてみて、そこから縁があった道に進んでほしいです。何に興味があるか分からない人も多いと思いますが、いろんなことを知れるチャンスだと思うので頑張ってください。

あらたのヒト