IRコーポレート・
ガバナンス

コーポレート・ガバナンスに
関する基本的な考え方

株式会社あらた(以下「当社」といいます。)グループでは、卸商社として流通経済の一翼を担い、産業社会・地域社会に貢献する事を念願に、全国各地の有力なる卸企業各社が長年の歴史と伝統を一つに集結した会社であります。

したがって、われわれはこの設立の精神を基に旺盛なるフロンティア精神で事にあたり、常に和親協調・相互信頼・謙虚なるをもって身上とし、「世の中のお役に立ち続ける」ための努力を続けてゆかなければならないという経営理念のもと、「美と健康、清潔で快適な生活を創造する」を経営ビジョンとして、代替できない優れた卸機能を有した企業になることで社会に貢献し続け、積極的な事業を展開してまいります。

当社が考える企業価値の向上とは、継続的な事業活動を通じて業績の向上を図ることでありますが、その上でステークホルダーに対するさまざまな責任の遂行を行うことが求められることと考えております。

特に企業としては投資家、社員、取引先などのすべてのステークホルダーに会社の活動を適時に開示し、その経営の透明性を高めることが重要であります。この考え方を踏まえ、これまでの監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行いたしました。企業活動を行う上で、業績の向上と同様にコンプライアンス、環境対策、人権の尊重などの社会的責任(ESG)を果たすことも重要なことと認識しており、これら利害関係者による当社グループの経営監視機能は、取締役会および監査等委員会であると考えております。

企業の健全で持続的な成長を確保することが監査等委員である取締役の役割とし、社会的信頼に応える良質な企業統治体制の確立を目指し、さらなる監督機能の強化を図る体制を構築いたします。

このような考えに立脚して、次の施策に取り組んでおります。

  • a.「顧客」には、常に満足される先進な卸機能を提供します。
  • b.「社員」には、貢献した人が正しく評価される働き甲斐のある職場環境を提供します。
  • c.「株主」には、適正利益の確保・財務体質の強化・企業価値の向上を通じて、株主への利益還元の増大を目指します。
  • d.「社会」には、商品の安定供給・コンプライアンス重視・適正な納税・環境問題への配慮を通じて積極的に貢献します。

企業統治の体制

企業統治の概要及び
当該体制を採用する理由

当社は監査等委員会制度を採用しております。また、当社は経営に対する意思決定のスピードアップと企業活動の透明性を高めるために次の企業統治体制を採用しております。

株主総会 顧問弁護士 監査等委員会(社外3名) 法務・広報IR・ESG本部 ESG委員会 社長 意思決定・経営監督 取締役会(取締役11名、うち社外3名) 指名・報酬委員会 内部監査 内部監査室 審査期間 経営会議 各支社・各本部 会計監査人